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今年も残すところあとわずかになりました。この1年は色々なことがあったように思います。羽生結弦君や五郎丸ポーズ、2020年の東京オリンピックにまつわる事件、ISによるテロ、日本人のノーベル賞連続受賞、地球温暖化の加速?、介護や福祉、年金の問題などなど…
私的な面でもいつもと違うこともたくさんあったのですが…
それでも「今年もあっという間だったねエ」とみんな言います。いやみんなではないようですが。
ある人が自覚している時間は年を取るほど実際の時間よりも遅くなるということが実験から確かめられているそうです。アクティビティ量理論やジャネーの法則というようです。前者は年を取るほど新しい経験が少なくなるため1年があっという間に過ぎるように感じるというもので、後者は生涯のある時期における時間の心理学的長さは年齢に反比例するというものです。年齢が上がるにつれて自分の時間が進む速度が遅くなるため実際の時間が早く進んでいると感じるようになるというのです。
時間の感覚は様々な要因で、同じ人でも変化するというのは誰しも感じる時があると思います。例えば、時間を頻繁に気にすると長く感じたり、刺激や緊張感があったりするとやはり長く感じます。そして新陳代謝がよくても長く感じるのです。子どもの方がお年寄りより新陳代謝がいいので時間を長く感じるというのです。確かに5歳児にとっての1年と50歳の人の1年では、5歳児の1年の方が新しい出来事や経験が多く1年間は決して短い時間ではないでしょう。では、50歳の人が仕事で、毎日のように色々な場所に行き、新しい経験や刺激的な生活を送れば1年間を長く感じるのでしょうか? それでも50歳の人の感じる1年は短いのではないかと思います。
そして何より5歳児が「1年を振り返ってみると…」などと考えないのではないでしょうか。5歳の子が「う~ん、今年もあっという間だったなあ…」なんて、聞いたことないですものね。
実は20代から70代にかけての精神神経機能は変化していて、刺激に対す反応速度は20%減退していて、シャツを着たり文字を書く速さ、数字や図形の解読にいたっては20~40%も減退するといわれています。つまり、何をするにもゆっくりとなるため、相対的に実際に流れる時間の方が早く進んでいくのは仕方ないのかもしれません。この精神神経機能の低下が新陳代謝の低下やジャネーの法則の根幹にあるような気がします。もちろん、個人差が大きいとは思いますが。
決まった日常に少しの刺激や新しい経験を取り込んで毎日を長く感じれば、1年も長く感じることができるかもしれませんね。別に早く過ぎても何も問題ないとは考える人も多いと思います。むしろその方が楽しくて幸せな1年なのでしょうが…
この1年間本当にありがとうございました。
皆様のおかげで平穏な新年を迎えられそうです。
皆様もよいお年をお迎えください(^^)/
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春美 (土曜日, 02 1月 2016 23:05)
一年はあっという間です。しかも、年々新年という感じも薄れていく感じです。
一年が長く感じなくても、充実した毎日を過ごしたいものです。そんな日ばかりではないでしょうが。
しおん整体院 (日曜日, 03 1月 2016 13:09)
そうですね。毎日が充実していれば1年があっという間でも幸せですよね。
ただ、これからはあまり早く年をとりたくないですが(^^;)