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今回は石原新菜医師のお話から体の冷えと温めることについて書いてみたいと思います。
60年前に行われた調査では、日本人の平熱は36,8度だったそうです。現在は35,8度~36,2度の人が多く、1度近く低下しています。
医学事典では平熱を36,56度~37,23度としていることからやはり現代人は低すぎますね。
冷えは代謝を低下させたり血管を収縮させたりするので糖尿病や高血圧などの生活習慣病の原因にもなります。冷える人が増えた原因は運動不足と食の変化だと言われます。
熱をつくるのは筋肉なので運動をする習慣を身に付けるというのは大切です!
食については、今では1年じゅう何でも食べられますね。体を冷やす性質があるバナナやコーヒーといった南方系の食べ物も冬でも食べられます。やはり旬の食べ物を毎食しっかり食べたいですね。
漢方には、「気・血(けつ)・水(すい)」という考え方があります。気は元気、血は血液、水は体内の水分を指し、これらがうまく巡ることで健康が維持されるというものです。
運動もしていないのに、やたらと汗をかくというのは代謝がよいという訳ではなく体内の水分が多い「水毒」の状態になっていると考えられます。健康や美容のために良いからと水を1日2ℓも3ℓも飲むんだ~という方がいますが、毎日デスクワークで運動習慣もない人は水分が溜まって体を冷やしてしまいます。飲んだ水は細胞に運ばれますが、血流が悪ければ隅々まで届きません。血流がよければ肌の新陳代謝も促されシミもできにくくなるようです。代謝を上げるには何といっても筋肉量を増やすことが大事です。少しやるだけでも筋肉は増えて体温が上がります。写真にあるようにウオーキングやスクワット、そして壁に手をついて片脚立ちを1分するだけでかなりの負荷がかかって筋肉がつきます。もちろん、老若男女いつからでもOKです!
運動をするといっても初心者から激しいトレーニングをするスポーツ選手まで様々ですが、いずれにしても運動の後の爽快感(激しすぎるとゲッソリですが)スッキリ感は何ともいえないと思います。これは血と一緒に気が巡るからなんですネ!血流がよくなると水も巡るようになり「水毒」も改善されます。水を飲んでも届かなければ意味がありません。血流はとても大事だということですね。不必要に水を飲み過ぎるのはよくありませんが、飲まなければ飲まないで脱水になりがちです。脱水で一番怖いのは血栓がつくられやすくなることです。血栓を溶かすには血液中の血栓溶解酵素(アルコール、特に乙類焼酎の活性酵素は飲まない人の倍以上だという報告もあるようです。本当なら嬉しい!)が不可欠でこれは37~40度ときに最も働くため体温が低い人は血栓もつくられやすいと考えられています。血栓は夜中につくられやすいので、写真にあるばくだん丼のようなものが良いようです。私は青魚の刺身とイカ納豆で一杯といきたいですね(^^)/
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春美 (水曜日, 27 5月 2020 07:47)
めったに熱を測ることはなく、平熱は36°8くらいだったのが、昨日某施設に入るために検温。35°8…体温計の間違いだと思いたい。
しおん整体院 (水曜日, 27 5月 2020 09:50)
私は、朝一は36.2度で日中は36.6度位です。
妻は朝は35.3度位で、日中ようやく36度台になると言っていますね。
やはり、筋肉や運動は大切ですね(^^)