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家から撮った夕景
オレンジ色の空があまりにも綺麗でパチリ!
この地球を覆う大気がどんどん汚染されているとは思えないくらいの美しさでした。
地球温暖化を食い止めよう!と叫ばれて久しいですね。二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスだけが温暖化の原因ではないのでしょうが…
ところで、今回は患者さんの中に血糖値が高い人が何人かいて、その中にヘモグロビンA1cが8を超える方も!(6.5以上で糖尿病と診断されます。)そこで血糖値について書きたいと思います。
赤血球に含まれるヘモグロビンと結びつくブドウ糖の量が多いと血糖値が上昇します。ヘモグロビンA1cは糖化したヘモグロビンが血液中にどのくらいの割合で存在しているのかを%で表したものです。いったん糖化したヘモグロビンは赤血球の寿命である約4ケ月間元には戻らず、食事の時間帯などに左右されないので糖尿病の診断基準になるのです。
私たちは毎日食事から炭水化物を摂取しています。炭水化物は、ご飯やパン、麺類、果物、そしてカボチャやジャガイモなど一部の野菜にも多く含まれています。消化酵素で分解されて最終的にブドウ糖(グルコース)になります。そして血液に入って素早くエネルギーになるため、血液中には常に一定量のブドウ糖が流れています。
空腹時の血糖値は正常値70~100mg/dlで、食後の上限値は140mg/dlとされています。糖尿病になると血糖値を下げるインスリンの分泌が少なくなったり反応が悪くなったりして、食後2時間経っても血糖値が下がらない状態が続いてしまいます。
この血糖値は環境の変化に合わせて体を適度な状態に保つように働いてバランスを保ち一定の範囲内(ヘモグロビンA1cで約5,6未満)に収まるように調節されています。しかし、ストレスを長い間抱えていて交感神経が常に刺激されていてバランス力が低下し、血糖値をうまく調節できなくなっている人が多いような気がします。
ただし、高血糖状態ではじわじわと血管が傷つけられて自覚症状が出るまで時間がかかりますが、低血糖状態では短時間で脳や心臓に支障をきたし命に係わることがあるので、くれぐれも食事には注意したいものです。
血液中からエネルギーとして消費されずに細胞に余ったブドウ糖は内臓脂肪となり備蓄されます。内臓脂肪が増えるとインスリンの効き目を悪化させる物質が出るため、血糖値が高い状態が続いてしまいます。
最近の研究で、肝臓で生成される胆汁は内臓脂肪を減らしてインスリンの効果を高めることが分かってきました。胆汁の分泌をよくするネバネバしたものや食物繊維が豊富なもの、苦みのあるものなどを食べるのがいいようです。
糖尿病は一度罹ると治ることはない恐ろしい病気です!交感神経を刺激するストレスや冷え、睡眠不足を避け、リラックスする時間をつくるのが大事ですね(^^)/
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春美 (木曜日, 10 11月 2022 10:30)
ネバネバしたもの
納豆 オクラ 長芋
苦い物
ビール?違う笑笑
しおん整体院 (木曜日, 10 11月 2022 13:16)
すべてはバランスなので、メリハリのある生活と、多くの食材を使って家で調理し、なるベくスーパーの総菜やファストフードを食さないことが大事ですね。