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暖かい日が続いていましたが、先週ようやく冬らしい1日がありました。10cm程雪が積もりましたが、その後晴れて気温が上がり2日ですっかり雪は消滅してしまいました。今冬は1日も真冬日がないという結果に終わりそうです。
さて、また骨についての面白い話を見つけたので載せたいと思います。
「骨は若返る!」でベストセラーとなっている、産婦人科医で高齢者の健康維持、増進に着目して「骨活」を啓蒙し続けている、太田 博明医師の言葉からです!
骨は硬くて壊れにくいもののですが、毎日新陳代謝を活発に行っています。しかし、骨をつくるには時間が必要で入れ替わりのサイクルは5~6か月もかかります。
骨の新陳代謝は、まず破骨細胞が働くのでした。約1か月かけて古くなったカルシウムを溶かし血液中に吸収されます。次に骨芽細胞の出番です。約4か月かけて骨がつくられます!その後休止期に入り、全身の骨が全て入れ替わるのには若い人で約2年、高齢者では何と約5年もかかります!
骨の吸収と骨形成のバランスが崩れると骨からカルシウムが過剰に溶け出て骨粗しょう症を引き起こします。無理なダイエットや加齢による新陳代謝の低下が原因です!また加齢か(*_*;
骨が委縮し、もろく折れやすくなる骨粗しょう症ですが、重症化し転んだりして脚の付け根が骨折すると1年以内に亡くなる確率は何と20%で、60%は一人で歩けなくなるそうです!
脳卒中と同等の予後から「骨卒中」と表現されることもあるそうです。
骨の細胞の約9%は破骨細胞で骨芽細胞はたったの1%、90%を占めているのは骨細胞というもので、骨形成を終えた骨芽細胞が骨の中に埋め込まれたものです。この骨細胞には神経突起があり、全ての骨細胞はつながっているので重力を感知すると全身の骨に情報が伝わります。「かかと落とし」が骨づくりに大事なのはこのためなんですね。振動で骨細胞は骨が壊れる!と感じます。すると破骨細胞の働きが抑えられ、骨芽細胞による骨形成が生じ骨密度が増えるそうです。階段を下りるだけでも骨細胞は刺激されます。
骨粗しょう症の男女比は1:4、80%は女性です。女性は女性ホルモンの恩恵を大きく受けているため50歳くらいまでは生活習慣病になりにくいのですが、60歳頃には女性ホルモンが男性の半分にまで減ります。こうなると骨密度の低下や生活習慣病が起こりやすくなります。ですから特に女性は50歳位から骨細胞を刺激し骨づくりを意識した生活をする必要がありますね。
また、骨が弱くなると筋力も低下するので、階段の上り下りや浅く腰を落とす「ゆるゆるスクワット」、「かかと落とし」、もちろんウォーキングも大切です!
近年では見た目と身体機能には関連があると言われています。骨密度が高い人は見た目も若く見えるとか。骨密度が低下すると頭蓋骨がやせて皮膚がたるんでシワを増やしてしまうからだそうです!
老化は止められませんが緩やかな老化になるよう、そして「骨卒中」にならないよう骨の健康を保つ「骨活」を日々心がけたいものです(^^)/
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春美 (金曜日, 02 2月 2024 19:25)
頭蓋骨�やせているかも❗️
頬が……
しおん整体院 (木曜日, 08 2月 2024 10:53)
骨密度が低下している可能性があります。
あまり雪もないようなのでパワーウォーキングがいいかな。