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暦の上では今年の寒暖差の激しい冬も終わりを迎え暖かい春がくるのかな…と。その先の夏は考えたくありませんが…
今年の冬のように寒暖差が激しかったり、去年の夏のように極端な高温が続いたりすると、どうしても屋外でのスポーツやウォーキングでさえ億劫になりますね。
今回は筋肉と肝臓のお話です。
東洋医学では肝臓と筋肉を同一のグループに分類してお互い関係が深いものとして考えています。
肝臓は主に栄養分の分解と合成、そして有害な物質の無毒化を行っています。
一方筋肉は姿勢を保持する組織で、体を動かしたり血液循環を助けたりしています。さらに筋肉は肝臓の働きを一部補うため第二の肝臓とも呼ばれているのです!
食事で摂ったタンパク質は私たちの体をつくる大事な物質ですが、体内でアミノ酸に分解されて肝臓に蓄えられ、必要に応じて各組織や臓器へ供給されます。
筋肉は肝臓からのアミノ酸を使って必要なタンパク質やその他の様々な物質を合成しています。肝臓からのアミノ酸が不足すると、筋肉量不足やむくみ、だるさも起こってきます。
タンパク質がアミノ酸に分解されるとき、アンモニアが発生しますが、多くは肝臓で解毒され尿から排出されます。この解毒作用が筋肉にもあるのです!筋肉はアンモニアを使ってアミノ酸を合成するのですが、この過程でアンモニアの解毒化が行われるのです!肝機能が低下すると筋肉がアンモニアの解毒を担うようになるのです。筋肉を鍛えれば肝臓の負担も減るということになるのですね。
肝機能が低下すると肝臓は筋肉のアミノ酸を奪ってエネルギーを得ようとするので、筋肉量が減少することもあります。
体をすぐ動かすためのエネルギー源は血液中のブドウ糖ですが、余った分は肝臓や筋肉中にグリコーゲンという形に変えて蓄えられ必要に応じて使われます。
しかし、食べ過ぎ・飲み過ぎでエネルギーが余ると肝臓は中性脂肪(決して悪者ではなく、体に必要なエネルギー源ですが過剰がよくない)を合成して皮下や内臓に溜められます。
食事の献立やアルコール摂取の見直し(頭がいたい)が欠かせません。
そして運動不足は筋肉での消費エネルギーを減らし、筋肉量の減少は必要なエネルギー源を減らしてしまいます。
肝臓は過労やストレスに弱いので、時間に余裕のある生活を心がけイライラを減らし、筋肉がやせてきなあと感じたら無理をしない程度に毎日少しずつ筋肉を鍛えましょう。肝臓と筋肉量の双方を意識することで疲れを感じにくい身体をつくることが大切ですね(^^)/
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春美 (土曜日, 09 3月 2024 03:58)
暖かくなってきて、体を動かしてみたくなりますねぇ�